箱根「レベル2」1カ月 規制長期化に懸念 観光業者らいらだち

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 箱根山(神奈川県箱根町)の噴火警戒レベルが「2」の火口周辺規制に引き上げられて19日で1カ月を迎えた。レベルが引き下げられる見通しは立たず、同日記者会見した同町の山口昇士町長は「いつ警戒レベルが下がり、大涌谷園地に立ち入ることができるようになるか分からない状況で、心配する人が増えてきている」と述べ、周辺規制の長期化に対する懸念を示した。観光のトップシーズになる夏休みを控え、観光業者を中心に町全体にもいらだちが募っている。【澤晴夫】

 気象庁、県温泉地学研究所の担当者らと記者会見した山口町長は「4年前の経験を生かし、冷静に受け止めている」と述べる一方、「レベルを上げるのは早いが、なかなかレベルを下げてくれないことに疑問を持っている。『山体膨張が続いている』ということだけでは、納得がいかない部分もある」と、レベル引き下げの基準についての疑問も呈した。

 立ち入りが規制されている大涌谷園地には先月20日以降、今月19日まで延べ約1100人の事業者が町の許可を受けて入った。園地内で食堂と土産品販売をする経営者は「立ち入り規制は2回目。今回は早く再開できるだろうと、高をくくっていた」という。しかし、規制が解かれる見通しはなく、「いつになるか分からないと聞いて、がっかりしている。従業員の生活への影響も大きい。一日も早く、再開できるようになってほしい」と不安そうな表情をみせた。

 こうした状況を受け、町は経営状況が悪化している観光事業者に対し、300万円(1年間無利子)の経営安定緊急融資を決めた。ただ、温泉の供給は厳しい立ち入り規制があった2015~16年と異なり問題なく運営できているという。前回は大きな打撃を受けた温泉を供給する会社「箱根温泉供給」は、「今回はメンテナンスのための立ち入りができることで、レベル引き上げ前と同じ日量3200トンの供給ができており、成分、温度ともに問題はない」としている。

山体膨張示す変化続く

 気象庁と県温泉地学研究所が19日、箱根山の火山について記者会見で現状を説明した。大涌谷の火口や噴気孔、温泉供給施設から引き続き噴気が勢いよく噴出していて、大涌谷周辺は山体膨張によると考えられる緩やかな変化がみられるという。火山性地震は5月20日以降、減少しているものの、増減を繰り返しながら、活動を継続している状況で、震源は主に駒ケ岳付近の深さ3キロ付近と推測されている。

 気象庁火山監視・警報センターの西脇誠所長は「山体膨張を示す変化が続いており、現時点では地殻変動が収まる状況は見えていない。地震の多発が繰り返される可能性もある」と説明。今後のレベル引き下げなどの見通しについて「非常に難しい。いまの時点でいつまで、とは言えない状況。今後も地震活動の変化について監視を続けていく」との考えを示した。ただ、レベル「3」の入山規制に引き上げられるようなデータは観測されていないという。 


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