擁護なし…“闇営業問題”発端のカラテカ入江は本当に悪人か

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【匿名放送作家「Z」 TVのトリセツ】#1

 テレビのバラエティーでお馴染みのお笑いタレントが、振り込め詐欺グループの忘年会に出席し、盛り上げていた。その動画がネットやテレビで流されると、あっという間に騒動へとなっていった。

 この仕事を受け、芸人仲間に仲介したと報じられたカラテカ入江慎也(42)について吉本興業は契約解消を発表、即刻クビにした。その後ギャラや待遇をめぐる内紛や社長のグダグダ会見で吉本は大揺れだったが、それが収束に向かうと、入江の逆襲が伝えられた。反社会的勢力との「関係」を報じたメディアに対して、法的措置の準備を進めているというのである。

「その会が、詐欺グループの忘年会であるとは本当に知りませんでした」

 そう入江は当初から主張していた。闇営業の芸人たちを吉本が謹慎解除するなか、入江の無念さはひとしおで、吉本へも何らかのアクションを起こすのではないか。

 というのも、本当に、闇営業の相手が反社会的勢力だと知らなかった。そう相手がにおわせたり、言ったりしていたとしても、右から左で、気にしてはいなかった可能性があるのだ。

 入江が適当な男だから、というのではない。本人はその逆、真面目で、超のつくマメな男だ。たとえば正月、「友だち5000人」とされる人脈にひとりずつ、電話をかけ、「今年もよろしくお願いいたします」と挨拶していったりしている。これまで、してきた。

 ソフトバンクの和田毅投手が「世界の子どもにワクチンを日本委員会」を通じ、公式戦で1球を投じるごとにポリオワクチンを10本など、寄贈しているように、入江も友だちが1人増えるたびに、ワクチンを寄贈してきた。売れていない頃から。それがほとんど知られていないのは、入江が公にしていないからだ。良いことは黙ってやるものという美徳というか、信念が入江にあったとしたらどうか。これだけメディアや世間からバッシングを受け、闇社会の関係者のように扱われてなお、ワクチン寄贈などを明らかにしていないとすれば、芯のようなものも入江には感じられる。

 その入江が、直(闇営業)に従事していたのは、吉本興業だからという背景が大きいように見える。たとえば騒動の1週間ほど前、「こんな仕事があるけど」と、ある芸人が直での営業を持ちかけられた。

 仕事が欲しいのはサラリーマンでも芸人でも同じ。だが彼はこう答えた。

「いいっすねえ。すぐマネジャーに相談してみます」

 所属事務所から、仕事のチェックを受けるよう教育されているのだ。それが普通で当たり前だが、そういうセーフティーネットが吉本には全くないか、あっても機能していなかった。

 吉本は反社会的勢力との決別を宣言し、ギャラや契約などタレントの待遇改善を打ち出している。だが、これが絵に描いた餅にしか見えないのは、歴史が証明している。

 いまテレビ業界では「入江リスト」が出回り、関係のある企画などは「ばらし」、入江擁護の声は全く聞こえてこない。その入江人脈で仕事をつかみ、成り上がっていった鈴木おさむらは、据わりの悪い思いをしているのではないか。トカゲのしっぽ切りで、生き残った自分は、知らぬ存ぜぬでは、虫が良すぎる。明日は我が身、人のふり見て我がふり直せなどはもはや死語か。=つづく

▼匿名放送作家「Z」
 テレビ業界歴四半世紀、民放各局を股にかけて活躍中の現役放送作家。  

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